皆様こんばんは。

「テイルズ オブ ザ レイズ」プロデューサーの池野です。

唐突な表題で驚かせてしまい申し訳ございません。

9月9日に配信予定の「『テイルズ オブ』シリーズ イベント&ゲーム情報お知らせ生配信」をもちまして、自身の『テイルズ オブ』シリーズからの卒業とそれに伴うザ レイズのプロデューサー交代についてお伝えさせていただきます。

2011年秋からシリーズに携わって早11年、主に運営型のゲームを中心に多くのチャレンジを行わせていただきました。その間幾つものタイトルに関わらせていただき、どの場でもお客様の熱量や愛情、スタッフの情熱に刺激を受けながら今日まで走り切ることができました。シリーズに関わる、またこれまで関わってきた全てのお客様とスタッフへ感謝申し上げます。本当に有難うございました。

やや懐古的になりますが、初めての大きな仕事はPlayStation 3版の「テイルズ オブ シンフォニア ユニゾナントパック」だったのですが、当タイトルではシリーズを支えてくださっているお客様、テイフェス等でお客様とゲームの懸け橋になっているキャスト様、そしてその土台を築いてきた開発者の偉大さを知りました。シリーズに向き合う心構えを形成した、私にとっての大きな転機となり、先人達が紡いできたシリーズ、その素晴らしい作品やキャラクターをもっと濃く味わえないかと、個人的には感謝の意を込めてザ レイズを企画しました。

ザ レイズではバンダイナムコスタジオの経験、知見、情熱、センス……と多大な力に支えられ、おかげ様で5年以上もサービスを続けられるタイトルに成長しました。今でこそ番組やファンミーティングではお馴染みのプロデューサー陣と言っていただけますが、はじめの頃は番組出演や伝え方も不慣れで、隣に栁澤制作Ｐがいて本当に救われました。お互いゼロからのスタートだったので、うまく支えあいながら成長できたのかなと思っています。少し話が逸れましたが、お客様とコミュニケーションをとる中で、特にファンミーティングにおいて好きな作品やキャラクターに触れた時に目を輝かせているお客様の姿を見て、改めてシリーズの素晴らしさを感じ、少しでも多くの人に『テイルズ オブ』を知って、好きになってもらいたいと思うようになり、ルミナリアを企画させていただきました。

ルミナリアにおいては『テイルズ オブ』が持つ本質の1つでもあります、主人公にとどまらない登場キャラクターの信念や生き様の強さ、彼らが紡ぐ成長譚や日常の提供方法を模索し、多くの点でこれまでとは異なった新しい形で提供させていただきました。初めてご一緒させていただいた開発会社やクリエーターとのエピソードで、『テイルズ オブ』が未来に続くためのチャレンジをしたいという私からの申し出に対して、『テイルズ オブ』 のためならと惜しみなく協力をいただけたことに、シリーズの強さと先人の偉大さを感じたことを覚えています。

このように11年の間で多くのチャレンジをさせていただき、幾つか形にできたこともありまして、次のステージに向けて卒業に踏み切らせていただきました。

この後、ザ レイズの後任になります卞（べん）プロデューサーからご挨拶して頂きますが、その前に私からも卞さんを紹介させていただければと思います。現在アシスタントプロデューサーを務め、その前は『テイルズ オブ』シリーズのプロモーションやイベント、商品展開などの担当経験もある、実はザ レイズでもサービス前～2部までのプロモーションを担当してきた、いわゆる長くチームメンバーとして一緒に歩んできた人物です。ご自身もシリーズファン歴が長く、それ故お客様の気持ちを汲んで物事を考えられますし、これ以上の人選はないと考えておりますので、どうかご安心いただければと思います。

私からは以上になります。

皆様と作品を通して出会えたことに、改めて感謝申し上げます。

これまで本当に有難うございました。

では、卞さんお願い致します。

皆様こんばんは。

ご紹介に預かりました、改めて「テイルズ オブ ザ レイズ」チームで、今後プロデューサーを務めさせていただきます、卞（べん）と申します。

前段池野さんがご安心くださいと言ってくださっていますが、皆様にこのような形でお話させて頂くのは初めてですので、この場をお借りして、ご挨拶させていただけますと幸いです。

また、9月9日の生配信でも参加させていただき、そこで直接お話させていただければと思っております。

少しだけ自己紹介させていただくと、わたしが『テイルズ オブ』シリーズに携わったのは「テイルズ オブ リンク」のプロモーションが初となり、以後プロモーション、アニメ、イベント、商品化などで色々な『テイルズ オブ』のお仕事をさせていただきました。その中でも、シリーズ25周年に際し、記念イラストの制作や、記念イベント＆コラボ企画に多く携われたことが、大変貴重で大切な経験となりました。

ザ レイズに関しては、立ち上げ時～2部頃のプロモーションを担当させていただき、その後別の『テイルズ オブ』シリーズのお仕事を経験し、近年ザ レイズチームに戻りアシスタントプロデューサーを務め、現在に至ります。

僭越ながらユーザーとしての経歴をあえて少し話しますと、わたしは海外出身で、高校生時代にシリーズとの出会いをきっかけに、ゲームを遊ぶようになりました。『テイルズ オブ』を遊んで、好きだな・・・という気持ちが、シリーズが制作された本場に行きたいという思いに繋がり、そのために日本語を本格的に学び留学を目指し、渡日しました。学生時代の終わりに、シリーズの役に立ちたい思いが生まれて、就職活動でバンダイナムコエンターテインメントを志望し、ご縁があって現在に至ります。

そのため今でも、シリーズは人生を変えてくれた作品として、個人としても常に応援と感謝をしております。

お仕事で関わっているご縁に感謝しつつ、今後も精一杯努めさせていただきます。

ザ レイズのサービス開始時、池野Pと栁澤制作Pのお二人が挑む初の生放送を、番組制作するプロモーション担当として立ち会っておりました。今回はそんなお二人やチームメンバーから励ましを頂きつつ、配信に初参加することになります。

お客様と近い距離で、言葉で伝えることを大切にしてきたザ レイズチームは、これからも変わらないでいることを伝えたく、大変緊張することになると思いますが、精一杯伝えますので、何卒、よろしくお願いいたします。

そんな9月9日の生配信は、運営2000日と5.5周年を迎えるタイミングにあたり、これから実施するキャンペーンを中心にお伝えします。ぜひご覧いただければ幸いです。

https://www.youtube.com/watch?v=4stWFleBVZA

皆様が本当にシリーズを好きでいてくださっていることが、いろんな場面でのお声でも、分析データでも感じています。そんな皆様と一緒に築いたザ レイズの今までの歴史を大事に、これからもより楽しんでいただけるように、チームとこれからも頑張って参ります。

改めて、いつも応援本当にありがとうございます。

これからも、「テイルズ オブ ザ レイズ」を何卒よろしくお願いいたします。